CHIN(MC)、バカボンド(MC)、からなる札幌在住HIPHOPグループ「韻牙ランド（インガランド）」。
『韻牙ランドのリリックは，現代の蟹工船だ』とは，某ラジオ局のディレクター氏が言った言葉である。

つまんねぇ日常の誰もが思っているけど口に出せない感情を、人間臭く表現したリリック。そして、一度聴けば耳から離れないフロウは、彼らの意志を秘めたまま、聴く者の鼓膜にダイレクトに響く。同じ時代を生きるすべての人々へ問いかける、怒り、悲しみ、痛み、叫びは慈悲となり響き伝わってくる。

各メンバー現場でのキャリアが10年以上あるアーティストであり、2001年にS.P.C.(元ポニーキャニオン)にFEATされた事がきっかけになり結成。2003年に「韻牙ランド」としてインディーズデビュー。ライブ活動も精力的に行っており、札幌を拠点に道内各地でのライブを重ね、道内アーティストの中では異例とも言える年間100本以上の出演数となった。2005年にはBBOY PARKにも参加。東京・青森・新潟・仙台・九州・沖縄などでもゲストとして声がかかるまでに成長している。同時に、TV、ラジオなどのタイアップをはじめ期待のインディーズアーティストとして各方面から注目されている。

2007年5月23日にはDJ TAMA a.k.a. SPC FINESTとの「韻牙ランドやらDJ TAMA」名義でのアルバム「LOVE MY BLOCK」をリリース。リード曲「ラバ☆ラバ」がFMノースウエーブSAPPORO HOT100では３週連続TOP10入り、最高8位という快挙を足し遂げ、異例の17週連続チャートインした。同ツアーでは、全道限定で11カ所を周り、今なおオファーが増え続けている。07年7月にはFMノースウエーブにて、4時間の特番でレポーターに抜擢。同年11月には「HIP-HOP BLOCK BUSTERS HOKKAIDO」（発売元：インデックスミュージック／流通：キングレコード）に「DJ TAMAやら韻牙ランド」として参加。各メンバーも初のソロ名義の楽曲を提供。また、コンピレーションMIXアルバムの収録曲だったにも関わらず、企業タイアップに大抜擢。観覧車と商業施設による複合施設ノルベサの「Xmas Carnival」キャンペーンソングに「DJ TAMAやら韻牙ランド・2-HOT again」が使用され、uhb（CX系）などで彼らが出演・ナレーションしているCMがO.Aされ話題をよんだ。

また、アイスホッケーのアジア選手権のオープニングアクトを行うなど多方面から注目されている。2009年4月からは「韻牙ランドのモッコリとした配信シリーズ」を偶数月ごとリリースし、FM NORTH WAVE「SAPPORO TOP 40」チャートにて「MASTER’S LOCK feat. DJ TETSUYA」が第５位に入るなど話題騒然のシリーズとなった。同年10月からはFM NORTH WAVEで待望のレギュラー番組「M.K.R. 韻牙ランドのモッコリとしたラジオ 」（毎週火曜22:00 – 23:00）がスタート。同年札幌地区聴取率調査　１２歳?３９歳男女の平均で１位を獲得。ライフワークでもある「モッコリとしたシリーズ」ブログ、配信、ラジオときてシリーズ最終章「モッコリとしたCD」が2010年10月リリース決定。このCDを年内に１０００枚売り切らなければ，ラジオ番組終了、そして韻牙ランドの解散！重すぎる十字架を背負った，CHIN,BAKABONDの二人！韻牙ランドの未来は如何に！